Windowsの画面録画で音声も入れる方法【2024】うまく入らないときの対処法も紹介


Windowsの画面録画機能(Xbox Game Bar)を使って、音声も入れて録画したい場合、まずはXbox Game Barの設定を確認してみましょう。

本記事で紹介する手順で、簡単な設定変更をすれば、マイク音声(パソコン外部の音)および内部音声(パソコンから出る音)を入れて、録画することができます。

しかし、Windowsのバージョンが古い等の理由でXbox Game Barが立ち上がらない等、うまくいかない場合もありますよね。

本記事では、画面録画がうまくいかない場合の原因と対処法、さらにその他の画面録画ができるツールについても紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

Windowsの画面録画で音声も入れる方法

Windowsの画面録画機能では、「マイク音声」と「内部音声(パソコンから出る音)」のどちらも録音することができます。

「マイク音声」は、ユーザーの声など、PC外部から拾う音声のことで、「内部音声」は、ゲームや動画の音声など、PCから直接出力される音声を指します。

それぞれの音声を入れるための設定方法は、以下の通りです。

マイクの音声を入れたい場合

マイクの音声を入れるための設定は、以下の手順で行います。

STEP
「Windowsキー」+「G」を押す

「Windowsキー」(Windowsマークのキー)と「G」を同時に押します。

すると「Xbox Game Bar」が立ち上がります。

STEP
「録音するオーディオ」を「ゲームのみ」または「すべての音声」に設定する

「設定」(歯車マーク(上記画像の赤枠部分))→「キャプチャ」タブで、「録音するオーディオ」の設定を「ゲームのみ」または「すべての音声」に設定します。

「すべての音声」にしておくと、マイク音声とシステム音声の両方を録音できます。

STEP
「音声」からマイクがオンになっているか確認する

「音声」を選択し、マイクのアイコンがオンになっているか確認してください。

オフの場合はアイコンをクリックしてオンにしましょう。

STEP
画面録画を開始する

「キャプチャ」を選択し、「録画を開始」ボタンを押すと録画が始まります。

以上が、マイク音声を入れるための設定方法です。

なお、録画データは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダに保存されます。

内部音声(パソコンから出る音)を入れたい場合

内部音声(パソコンから出る音)を入れたい場合は、以下の手順で行います。

STEP
「Windowsキー」+「G」を押す

「Xbox Game Bar」を立ち上げます。

STEP
「録音するオーディオ」を「すべての音声」に設定する

「設定」(歯車マーク)→「キャプチャ」タブで、「録音するオーディオ」の設定を「すべての音声」に設定します。

STEP
「音声」から「スピーカー」のボリュームを確認する

「音声」を選択し、「スピーカー」のボリュームが適切に設定されているか確認します。

STEP
画面録画を開始する

画面録画を開始します。

以上が、内部音声を入れるための設定方法です。

なお、マイクをオフにすることで、内部音声のみを入れて録画することができます。

画面録画で音声が入らないときの対処法

Windowsの画面録画がうまくいかない場合、以下のような原因が考えられます。

  • Windowsのバージョンが古い
  • Xbox Game Bar機能が無効になっている
  • フルスクリーンモードで再生している

それぞれ、対処法を紹介していきます。

Windowsのバージョンが古い

Windowsのバージョンが古いと、「Xbox Game Bar」が搭載されていないか、機能が制限される場合がありますので、Windows 10・バージョン1809以上にアップデートを行いましょう。

ただし古いPCだと、ストレージ不足等でWindows10以上にアップデートできないことがありますので、その際はPCの買い替え等の検討が必要です。

Xbox Game Bar機能が無効になっている

PCの設定でXbox Game Barが無効になっていると、ショートカットキーを押しても、録画機能を開始することができません。

PCの「設定」→「ゲーム」→「Xbox Game Bar」を選択し、「Xbox Game Barを有効にする」のスイッチをオンにすることで、画面録画ができるようになるので、一度設定を確認してみましょう。

フルスクリーンモードで再生している

フルスクリーンモードでは、Xbox Game Barのバーが表示されず「録画できているかわからない」状態になる場合があります。

そのため、ウィンドウモードまたはボーダーレスウィンドウモードに切り替えましょう。

なお、どうしてもフルスクリーンモードで録画したい場合は「Windows+G」を押した後、「Windows+Alt+R」を押すことで録画を開始・終了することができますよ。

画面録画が簡単にできるツール

Windowsに搭載された画面録画機能を使うほかに、画面録画ができる以下のツールを紹介します。

  1. zoom
  2. Loom

zoom

zoomのレコーディング機能をうまく使って、画面録画を行ってみましょう。

ミーティングを立ち上げたら「画面共有」ボタンを押し、画面録画したいゲームや動画等を画面共有します。

内部音声を入れたい場合は、画面共有開始時に「サウンドを共有」チェックボックスを有効にします。

マイクの音声を入れたい場合は、マイクのミュートを解除してください。

なお、画面共有を一度オフにした後、録画を停止せずに再度他の画面を共有すれば、異なる画面を連続で録画することができます。

zoomの公式ホームページはこちら

Loom

Loomでも、音声込みの画面録画を簡単に行うことができます。

「Screen Only」オプションを選択し、カメラなしで、画面全体を録画する設定にしましょう。

録画中は画面の内部音声が同時に録音され、あらかじめ設定で「Microphone」オプションを有効にすることで、マイク音声も録音することが可能です。

なお、Loomは録画データの共有用リンクが即時発行されるので、データ共有がしやすい特徴があります。

Loomの公式ホームページはこちら

Windowsの画面録画で音声も入れるまとめ

最後に、ここまでの記事の内容をまとめたいと思います。

  • Windowsの画面録画機能(Xbox Game Bar)でマイク音声や内部音声を入れて録画する場合、「録音するオーディオ」や「音声」の設定を確認し、適切に設定する。
  • Xbox Game Barが立ち上がらない場合、Windows 10・バージョン1809以上にアップデートし、PCの設定でXbox Game Barが有効になっているかを確認する。
  • Xbox Game Barでの画面録画時は、フルスクリーンモードにしない方がベター。
  • 「zoom」や「Loom」を使用することで、音声を含めた画面録画をする方法もある。

PCのスペック上、Xbox Game Barを使用できない場合は勿論、「いくつかの画面を連続で録画したい」、「録画データの共有の手軽さを重視したい」等、ご自身のニーズに合わせてツール使い分けるのもおすすめですよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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