paypay後払いの罠とは、無視できない手数料の存在です。
後払い=リボ払いなので、支払いに手数料が発生するのは、普通のクレジットカードのリボ払いと同じですね。
チャージ残高支払いと比べると、paypay後払いは手数料の分だけ余分に支払う、ということに。
一方で、paypay後払いには、利用する上で便利なところがあって、たとえば、前もって残高チャージをしておかなくてもいいし、金額を気にせずに支払いができます。
とても身近なQR決済アプリpaypayの2大支払い方法の一つ、「後払い」の罠とは何か。
paypay後払いの仕組みとともに、メリットとデメリットをご紹介したいと思います。
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paypay後払いに罠なんかあるの?
paypay後払いには、知っておかないと後で困ることがあります。
手数料はその一つです。
paypay後払いとは、paypayでの支払いを、翌月以降に支払う方法です(2023年8月から、「あと払い」ではなく「クレジット」に名称が変更されています)。
その場ですぐに支払いが発生するわけではないので、チャージ残高が足りなくても、paypayを利用できます。
チャージ残高を気にしなくていいなんて、便利ですよね。
そんなpaypay後払いにどんな「罠」があるのか、詳しくみてみましょう。
paypayを後払いにするデメリット
paypay後払いのデメリットをまとめてみました。
1つずつ見ていきましょう。
クレジットカードの発行が必要
paypay後払いを利用するためには、paypayカードの発行が必要条件です。
発行手続きは比較的簡単で、基準もゆるいので、18歳以上であれば(高校生は除く)短時間で発行できます。
とはいえ、面倒に感じる人もいるでしょうし、所持するクレジットカードを増やしたくない、そもそもカードなんか持ちたくない人には、ハードルが高いかもしれません。
また、paypayカードのクレジット機能は、paypay加盟店でしか利用できません。
他のクレジットカードよりは使える場所が限られます。
リボ払いを利用すると手数料が発生
翌月一回払いなら手数料は発生しません。
翌月以降、何か月に分けて支払う「リボ払い」をすると、年率18%の手数料が発生するんです。
万一、支払いが送れた場合は、14.6%の遅延損害金が発生します。
リボ払いをするなら、なるべく少ない回数で支払いを終えれば、手数料を抑えられますね。
paypay加盟店でしか使えない
paypayが代わりに支払いをしてくれるのが「後払い」なので、チャージした残高から支払うにしても、paypayカードの支払いにしても、paypay加盟店でなければ利用できません。
paypay後払いを使うメリット
続いて、paypay後払いのメリットも見てみましょう。
それぞれ解説します。
チャージ不要でPayPayが使える
カードから直接引き落とされるため、paypayにチャージしておく手間が省けます。
うっかり残高チャージを忘れてしまい、いざ使うときに慌てる、というミスがなくなります。
残高払いよりも、PayPayポイントを貯めやすい
PayPayを残高払いすると、還元ポイントの基本は0.5%です。
1.0%にアップさせる条件は、「1ヵ月以内に200円以上の決済を30回以上、合計支払額が10万円以上」となかなかハードで、達成は難しい。
それに比べると、PayPay後払いの還元率は、基本が1.0%(200円ごとに付与)なので、お得です。
ステップアップ条件をクリアすると、翌月の還元率が1.5%にあがります。
クレジット非対応の店舗でも、paypay加盟店なら、あと払いで支払える
クレジットカードに対応していない店舗でも、paypay加盟店であれば、paypayの後払いが使えます。
現金の持ち合わせがなくて、クレジットカードで払おうとしたらカードは使えませんと断れたとしても、paypay加盟店であれば、後払いで支払いができちゃいます。
paypay後払いの申し込み方法
ここまで、後払いのデメリット・メリットの両方を見てきました。
次に、paypay後払いの申し込みの仕方を、ご紹介します。
- PayPayカードの発行申し込みをする(カードを持っていない人だけ)
- PayPayアプリをダウンロード(アプリは最新のものにアップデート)
- アプリとpaypayカードのYahoo!JAPAN IDを連携する
- PayPayアプリのホーム画面から「あと払い」の利用開始手続きをする
- PayPayの支払い方法を「残高払い」から「クレジット(旧あと払い)」に切り替える
- PayPayあと払いの利用明細と引き落とし日を確認する
補足説明します。
3 アプリのホーム画面から「アカウント」→「外部サービス連携」→「Yahoo! JAPAN ID 連携する」で完了です。
4 「クレジット(旧あと払い)」→「利用を申し込む」→「利用規約」の順にクリックし、規約内容を確認した後、同意する場合は「同意する」をクリックして、本人確認情報と清算用口座を登録します。
5 PayPayアプリのホーム画面に、切り替えボタンがあります。
タップして、「残高払い」⇔「あと払い」を切り替えます。
残高払いを選択している時は、画面全体が赤系で、あと払いを選択すると青系に変わります。
後払いを途中でやめたい、という場合はこちらの記事でやり方を紹介しています。
paypay後払いの罠!まとめ
paypay後払いは、paypayカードの所持が必要条件ですが、チャージ残高を気にすることなく支払いができるので、とても便利です。
翌月の一回払いであれば、手数料も発生しませんし、残高払いよりもポイントが溜まりやすい利点もあります。
paypay後払いでリボ払いするなら、年率18%の手数料が発生することを忘れずに、無理なく支払える回数を設定することをおすすめします。