写真を保存するのに人気のAmazonフォトですが、実は「無制限なのは写真だけ」というデメリットがあります。
とはいえ、プライム会員であればPrime Videoなど他のサービスに加えて、さらに写真も無制限で保存できるなんてとってもお得なサービスですよね。
今回は、Amazonフォトのサービス内容を詳しくご紹介していきます。
- Amazonフォトのデメリットとメリット
- Amazonフォトのアップロード方法
- 料金プランによるサービス内容の違いとは
- 他のストレージサービスとの比較
Amazonフォトにデメリットはあるのか
Amazonのアカウントがあれば気軽に利用できるAmazonフォトにも、デメリットはあります。
デメリットと言っても、それを上回るメリットを感じられれば、それは自分に合った良いサービスということになりますよね。
では、デメリットの内容について説明していきます。
無料会員だと保存できる容量が少ない
無料会員がAmazonフォトを利用する場合、保存容量は5GBです。
写真と動画を合わせて5GBなので、例えば「子供の成長記録」など保存したいものが多くある場合は、あっという間に容量がいっぱいになってしまうでしょう。
「赤ちゃん時代だけしか保存できなかった…」と中途半端になってしまうと、利便性を感じにくいかもしれませんね。
動画の容量は無制限じゃない
プライム会員であれば、写真は容量無制限、動画は5GBまで保存ができます。
写真の容量が無制限なのは嬉しいですが、思い出を残すにはやはり動画も不可欠。
動画を撮る機会が多いと、5GBまでの保存容量は少ないですよね。
月額料金を追加すれば容量を増やせますが、既にプライム会員として会費を支払っているだけに、さらに料金がかさむのは避けたいと思う人もいるでしょう。
長期間利用しないとファイルが削除される
Amazonフォトを2年間(730日間)利用していないと、保存しているすべてのファイルが削除されてしまいます。
突然削除されるのではなく、利用していない期間が18ヶ月(547日間)になった時や、ファイル削除前にはちゃんと通知がくるようになっています。
とはいえ、せっかく保存したファイルが無くなってしまっては大変なので、ほったらかしにしないよう注意しないといけません。
Amazonフォトのメリット
サービスのデメリットを理解した後は、メリットも知りたいですよね。
プライム会員なら色々な機能を利用することができるので、ぜひチェックしてみてください。
写真を容量無制限で保存できる
Amazonフォトの一番のメリットは、なんといっても写真を容量無制限で保存できることでしょう。
「子供の写真はどんどん増えるけど、可愛くて消すことができない」なんて人にはピッタリのサービス。
保存することで、自分のスマホの容量を軽くしていけるのもありがたいですね。
家族や友人と写真を共有できる「ファミリーフォルダ」
プライム会員が「ファミリーフォルダ」に招待すると、メンバー間で写真や動画を共有することができます。(自分を含めて最大6人で利用可能)
招待されたメンバーは無料会員であっても、なんと追加料金なしで「写真の保存は容量無制限」などのプライム会員と同じサービスを利用できちゃうんです。
子供の写真友や人との旅行の思い出など、共有したいファイルが多い人は重宝しそうですね。
スマホだけでなくPCやタブレットでも利用できる
Amazonフォトは、PCやタブレットでも写真や動画を保存することができます。
スマホ専用のアプリもあり、AndroidとiPhone両方に対応しているので、どのデバイスでも利用できるのが魅力的ですね。
Amazonフォトの使い方・アップロード方法
Amazonフォトのデメリットとメリットについてご紹介してきました。
では、実際にAmazonフォトを使って写真を保存してみたいと思います。
Amazonフォトのダウンロードはこちらから→https://amzn.to/4bOaICA
Androidを使用してアップロードしてみます
Amazonフォトをダウンロードし、ログインしてアプリを開きます。
写真や動画を保存できるように、アクセスへの「許可」をタップします。
「自動保存」「モバイルデータ」の設定を行います。
ここでは自動保存を行ってみるので、「自動保存」をオンにしました。
「次へ」をタップします。
自動保存を行う対象のフォルダーを選んでいきましょう。
容量無制限を利用したいプライム会員は、「すべてのデバイスフォルダーを保存」にします。
今回は無料会員で容量が5GBのため、個別にフォルダーを選択しました。
「次へ」をタップします。
自動保存はこれでどんどんアップロードされていきます。
プライム会員の場合、容量無制限で自動保存に設定しておけば、あとは何もしてなくてもアップロードされていくのでとても楽ですね。
自分で選んだ写真だけを保存するやり方として、「手動アップデート」があります。
特に無料会員は容量が5GBなので、『大切な写真だけを選んで残す』という使い方もいいかもしれません。
ホーム画面の「Amazonのマーク」をタップします。
「設定」アイコンをタップします。
「写真を手動でアップロードする」をタップします。
保存したい写真を選択し、「アップロード」をタップします。
これで手動アップロードが完了しました。
1枚の平均4~5MBの写真が、4.5GBを使用して約1130枚ほど保存ができました。
写真を撮る機会が多いと、やはり容量は5GBより無制限の方がありがたいですね。
Amazonフォトとは?特徴とプラン別料金
Amazonフォトは、Amazonのアカウントがあれば追加料金なしで利用できる写真ストレージサービスです。
無料会員でもプライム会員でも、高解像度で画質の良い写真を自動で保存してくれます。
また、写真の編集機能があったり、「〇年前の今日」と過去の写真を表示してくれたりと、「写真を保存しておいて良かった」と感じさせてくれる機能が多いのも嬉しいところ。
特に普段からプライム会員としてAmazonを利用している人は、使わない手はありませんね。
Amazonフォトの料金プランとサービス内容はこちらです。
プライム会員 | 無料会員 | |
---|---|---|
料金 | 600円/月 または 5,900円/年(税込) | 無料 |
容量 | 写真は無制限 動画は5GBまで | 写真と動画合わせて 5GBまで |
編集機能 | ||
ファミリーフォルダ | ||
高度な検索機能 |
Amazonフォトと他ストレージサービスを比較
写真ストレージサービスはAmazonフォトの他にも複数ありますが、特にGoogleフォトと比較する人は多いと思います。
Amazonフォトとgoogleフォトのサービスはどんな点が違うのかを説明していきます。
写真と動画、どちらを重視するかがポイント
料金
無料で保存できる容量は、Amazonフォトは5GB、Googleフォトは15GBまで(他Googleサービスと共有)です。
プライム会員なら写真は無制限ですが、動画は5GBまでとなります。
有料プランは、Amazonフォトが100GB 250円/月、1TB 13,00円/月、2TB 2,600円/月。
Googleフォトは、100GB 2,500円/月、2TB 1,300円/月となっています。
写真のみの保存なら無制限のAmazonフォト、大容量プランで動画も保存したいならGoogleフォトがおすすめですね。
画質
Amazonフォトは、すべての写真と動画を無圧縮で高解像度の画質で保存してくれます。
ただし、プライム会員でも動画は5GBまでしか保存できないので、注意しなければなりません。
Googleフォトは、「無圧縮」と「高画質(少し圧縮する)」を選んで保存ができます。
検索機能
Amazonフォトのプライム会員が利用できる検索機能は、顔認識など高度な技術がメリットのひとつです。
しかし、位置情報にもとに検索する機能を持つGoogleフォトと比較すると、精度が高いのはGoogleフォトと言えます。
Amazonフォトのデメリットまとめ
便利なAmazonフォトのサービスにもデメリット(注意点)があることを中心に解説してきました。
自分が使いやすいものを選ぶには、メリットとデメリットをよく理解して選びたいですね。
それでは、この記事のまとめです。
- Amazonフォトのデメリットは、「動画の保存容量が少ない」「ファイルが削除されることがある」
- プライム会員で写真の自動保存を設定すれば、スムーズに写真のバックアップができる
- 動画もしっかり保存したいなら、Googleフォトのサービスもおすすめ
コスパ抜群のサービス、プライム会員ならぜひ利用してみてください。