Googleレンズが怖いと言われる理由は、精度が高すぎる、撮った画像から情報が流出しそうで怖いという声が多いようです。
使うと必ず危険なことになる、情報が流出する、ということはないので安心してください。
とても便利なので、怖いから使わないのは勿体ないです。
ここでは、Googleレンズで撮った画像がどう扱われているかや危険性について詳しく解説していきます。
これを読んでGoogleレンズをしっかりと理解した上で安全に使えるようになりましょう!
Googleレンズが怖いと言われる理由
X(旧Twitter)で「Googleレンズ 怖い」で検索した中から、多かった3つの意見を選んで紹介していきます。
一つずつ見ていきましょう。
写真を撮るだけで服のブランドが分かる
服の写真を撮るだけで情報が出てきてそのまま買えるのはとても便利です。これと同じように、好みの服を着ている人を見かけて、どこで買ったか聞きたくなる経験はあなたもしたことがあるんじゃないでしょうか。
知らない人に聞かなくても、調べるだけで分かるなんて素晴らしい機能!
でも、高いブランドと似たようなデザインの服も、お手頃価格で売っていたりします。そういうのは、ちょっと高く見えるし、オシャレでいいなと思います。
そんな服を着ている時に、写真で調べてこれ安いんだって分かっちゃうのは怖いですね。
写真で場所が特定できる
ぱっと見ただけでは場所は分からないのに、Googleレンズは建物に描いてある絵だけで場所が分かりました。
この投稿みたいに、何気なくSNSで投稿した写真で場所がバレるかもしれません。住んでいる地域などの個人情報がネットに出てしまうこともありそうです。そう考えると今まで載せてきた写真は大丈夫かな、と不安になってきますね…。
SNSなどに写真を載せる時は、自分でGoogleレンズで調べて、どこまでの情報が写真から分かるか理解した上で載せるのがいい方法でしょう。
便利すぎて考える力がなくなりそう
写真を撮るだけで桜の名前が分かるなんて凄いですね。
こんな簡単に分かるなら、考えずにすぐ写真を撮って検索してしまいそうです。
簡単に分かるのはいいですが、子どもの時から便利な物があると、辞書の使い方を知らずに大人になってしたり、自分で何かを考えなくても写真を撮って検索したらいいやとなりそうで怖いなと感じます。
むやみに子どもに使わせてしまうと自分で考える力が養われなくなりそうです。
子どもに使わせる時は特に考えた方がいいでしょう。
Googleレンズが怖い?撮った画像の扱いは?
撮った画像はGoogleに送られ、AIが検索して結果が表示されます。
Googleの画像取り扱いについては、自分とGoogle以外の人には公開しないと書いてあるので安心です。
Googleの説明会では、画像は一切保存しないと言ったみたいですが、Googleのプライバシーポリシーでは、画像は一時的に保存され、その後は削除されることが多いと書いてあります。
このように、画像の保存に関しては意見が分かれています。
一時的に保存されているデータの中には、必要に応じて長く保存することがあり、匿名化して安全に保存されるようです。
保存されている間に、Google内でサービス向上などの目的で使われる可能性もあります。
Googleレンズで撮った画像は公開されず安全です。しかしGoogle内部で保存されて使用されることもあると書いてあります。それが怖いと思う時は使わない方がよさそうです。
【参考】
データ使用に関するよくある質問 | Cloud Vision API | Google Cloud
※Vision APIはGoogle独自の機械学習モデルでGoogleレンズも含む
スマホで撮影したモノが何かを教えてくれる「Googleレンズ」–仕組みを責任者が解説 – CNET Japan
Googleレンズが怖いと言われる理由まとめ
ここまでGoogleレンズが怖いと言われている理由について紹介してきました。
要点をまとめてみました。
- 写真を撮るだけで物や場所などの情報が分かり、情報が流出する危険がある
- 便利すぎて自分で考えなくなる怖さがある
- 撮った画像は公開されず、自分とGoogle以外の人には見られないので安心
- 撮った画像がGoogle内で保存されて使われる可能性がある
とても便利な反面、思ってもないところで情報が流出したり、自分で考えなくなるという危険もあります。
また、撮った画像は公開されず安心ですが、Google内部で保存されたり使われるかもしれません。
このことを知ったうえで上手くGoogleレンズを使っていきたいですね。