icloudファミリー共有のデメリット・メリットを徹底解説!


icloudファミリー共有のデメリットは、以下のようなものがあります。

デメリット

・支払いは管理者のクレジットカードorデビットカード

・購入したアプリや音楽、映画などの情報が管理者に知られてしまう

・ファミリー共有を解除すると、共有していたものが削除され閲覧できなくなる

・共有アルバムでは通信費がかかったり、保存データに制限がかかるなどの欠点がある

反対にicloudファミリー共有のメリットには以下のようなものがあります。

メリット

・個々でApple Idを持ちながら、購入したアプリ、音楽、映画などを共有できる

・icloudストレージを共有できる

・家族専用のアルバムが自動で作成される

・Apple Musicをお得に利用できる

・13歳未満のお子様用のApple IDを作成できる

・お子様のアプリ等の購入を事前に確認でき制限できる

・お子様のスマホ使用状況を把握し、利用時間や利用制限をかけられる

・位置情報共有で見守りができる

今回の記事では、icloudファミリー共有のデメリット・メリットを解説しながら設定方法についても詳しく解説していきます!

デメリット・メリットをご理解いただいた上で設定したいという場合には、そちらもぜひご参考にいただけると幸いです。

関連icloudの写真を削除するとどうなる?同期オフにしてicloudから削除する時の注意点

目次

icloudファミリー共有のデメリット

icloudファミリー共有のデメリットは、以下に挙げて説明します。

ファミリー共有しようかお悩みの場合は、ご参考にしてみてくださいね。

最初にicloudファミリー共有をすることでの欠点について、詳しく解説していきますね。

  • 支払いは管理者のクレジットカードorデビットカード
  • 購入したアプリや音楽、映画などの情報が管理者に知られてしまう
  • ファミリー共有を解除すると、共有していたものが削除され閲覧できなくなる。

支払いは管理者のクレジットカードorデビットカード

ファミリー共有で支払い方法に登録できるのは、管理者のクレジットカードまたはデビットカードのみです。

そのためファミリー共有内で、管理者以外がアプリや音楽などを購入した場合にも管理者に請求がいきます。

家族内でもクレジットカードを分けたいという場合もありますよね。。

そういう場合にはデメリットになると思います。

購入したアプリや音楽、映画などの情報が管理者に知られてしまう

上で説明した通り購入したものの請求はすべて管理者にいくため、管理者に購入情報が知られてしまいます。

これは過去に購入したものも対象になりますので、それが嫌だなと思う場合にはデメリットになりますね。

icloudファミリー共有を解除すると、共有していたものが削除され閲覧できなくなる。

ファミリー共有を解除すると、共有していたアプリや音楽、写真、動画などが削除され閲覧できなくなります。

消えてしまったら困るものは、ご自身の端末等に保存しておかれることをおすすめします。

続いて、ファミリー共有を設定して自動で作成される家族専用アルバムを共有することでの欠点についても解説していきますね。

  • 閲覧・保存のたびに通信費が発生する
  • 家族専用アルバム内で削除すると、完全に消えてしまう
  • icloudにバックアップされない
  • 公開webサイトをONにしたままだと、誰かに見られる可能性がある
  • 画質が悪くなる、動画時間に限りがある

上で挙げたファミリー共有をして家族専用アルバムを共有することでのデメリットについて、一つずつ解説していきますね。

閲覧・保存のたびに通信費が発生する

icloud共有アルバムの写真や動画はAppleサーバーに保存されるため、閲覧・保存のたびに通信料が発生します。

閲覧・保存される際には必ずWi-Fiを利用して行いましょう!

家族専用アルバム内で削除すると、完全に消えてしまう

ファミリー共有内で共有していた写真や動画を削除してしまうと完全に見ることができなくなってしまいます。

特に共有内の誰かが追加したものを削除してしまうと、再度追加してもらえればよいのですがそうでないと完全に見ることができません。。

消えてしまうと困る写真や動画などは、ご自身のスマホや保存機器などに保存しておかれることをおすすめします!

icloudにバックアップされない

ファミリー共有をしている場合には、icoludの整理ができなくなります。

そのためバックアップもされないようです。

上でも述べましたが、大切な写真や動画などはご自身のスマホや保存機器に保存しておいてくださいね。

バックアップについてはこちらでも詳しく解説しています。

関連icloudバックアップとは?やり方と注意点も紹介

【公開Webサイト】がONだと、誰かに見られる可能性がある

共有アルバムの設定で【公開Webサイト】がONのままになっていると、URLが発行されてWebからも見られてしまう可能性があります。

閲覧制限をかけることができないので、Androidやパソコンからどうしても見たい!ということでなければおすすめできません。

大切な写真・動画や個人情報を守るためにも、【公開Webサイト】はOFFにしておかれることを強くおすすめします。

写真や動画の解像度が下がり、動画の保存時間に制限がある

共有アルバムでは写真の動画の解像度が下がり、動画の保存時間が制限されてしまいます。

詳しくは写真は長辺が最大2,048pxに調整され、動画は720pの映像を最大15分までしか保存することができません。

※パノラマ写真の場合、最大幅は 5400pxです。

icloudファミリー共有のメリット

次に、ファミリー共有をするメリットについても解説していきます!

次に、ファミリー共有をすることで受けられる嬉しいメリットについて
ご紹介していきますね。

  • 個々でApple Idを持ちながら、購入したアプリ、音楽、映画などを共有できる
  • icloudストレージを共有できる
  • 家族専用のアルバムが自動で作成される
  • Apple Musicをお得に利用できる
  • 13歳未満のお子様用のApple IDを作成できる
  • お子様のアプリ等の購入を事前に確認でき制限できる
  • お子様のスマホ使用状況を把握し、利用時間や利用制限をかけられる
  • 位置情報共有で見守りができる

上で挙げたメリットについて、さらに詳しく説明していきますね。

個々でApple IDを持ちながら、購入したアプリ、音楽、映画などを共有できる

ファミリー共有をしても、それぞれのApple IDを持つことができます。

それぞれのApple IDで購入済みのアプリ、音楽、映画などを共有できるのは費用の節約になるので嬉しいですよね。

※共有したくないものは設定にて非表示にすることも可能です。

icloudストレージを共有できる

家族みんなで購入したicloudストレージを共有することができます。

1人では高いなと感じてしまう大容量プランも家族で分け合えば、お得に家族みんなの写真・動画・ファイルなどを保存できるデータ容量を共有できるので嬉しいですよね。

※共有できるのはデータ容量で、お互いのファイルや書類を閲覧することはできません

家族専用のアルバムが自動で作成される

家族でファミリー共有をすると、自動的に共有アルバムが作成されます。

家族で共有したい写真や動画をご自身で決めて追加でき、コメントもできるので離れている家族間でも楽しめそうですね。

リマインダーで大事な予定を共有し、家族に知らせることもできるのも便利ですよね!

Apple Musicをお得に利用できる

家族みんなが音楽を聴くのが好きならファミリー共有はおすすめです!


通常だと1人あたり月額980円かかりますが、ファミリープランにすると6人まで月額1480円で利用することができます。

2人で使用しても1人分の月額料金より安く利用できるのでとてもお得ですよね!

13歳未満のお子様用のApple IDを作成できる

ファミリー共有することでお子様が13歳未満でもApple IDを作成できるんです!

通常は13歳未満のお子様はApple IDを作成することができないので、これもメリットですね。

お子様のアプリ等の購入を事前に確認でき制限できる

13歳未満のお子様の場合、初期設定で「承認と購入のリクエスト」がONになります。

この機能がONになっていると、お子様がアプリやその他商品を購入しようとした際にファミリー共有の管理者にリクエスト通知が届きます。

つまり管理者がお子様の購入するものを確認して購入してよいか判断ができるので安心ですよね。

お子様のスマホ使用状況を把握し、利用時間や利用制限をかけられる

お子様がスマホをどのように使用しているのか把握しながら、利用時間や利用制限をかけることができます。

アプリの追加や削除を禁止したり、使用時間の制限(20時にオフ、ゲームは1時間など)をかけることが可能です。

無制限にスマホを使用させるとやるべきことをやらなくなったり、睡眠時間にも影響がでてしまうので困りますよね。。

そうならないためにもお子様と話し合った上で、約束事を決め制限をかけることをおすすめします。

位置情報共有で見守りができる

位置情報を共有し、『探す』を使用することでお互いのスマホの場所がわかります。

この機能はオンライン、オフラインに関わらず有効です!

携帯を紛失した時や待ち合わせの際、さらにお子様の見守りにも活用できるのは嬉しいですよね。

※位置情報を共有したくないときは、設定でオフにしてくださいね。

icloudでのファミリー共有方法

それでは、icloudでのファミリー共有を設定する方法について解説していきます!

ファミリー共有の設定方法について説明しながら、お子様のアカウント作成についても解説していきますね。

STEP
設定からアカウントをタップ
STEP
【ファミリー共有】、【続ける】の順にタップ
STEP
表示される家族に登録を依頼しましょう

登録を依頼する方法は2つあります。

  1. iMessageを送って登録してもらう
  2. 直接会って登録してもらう

1.iMessageを送って登録してもらう

2.直接会って登録してもらう

STEP
お子様用のアカウントを作成する場合

お子様用のアカウント作成も登録を依頼する同じ画面でできます。

【お子様のアカウントを作成】をタップして、表示される通りに必要情報を入力していきましょう。

13歳未満のお子様の場合、「承認と購入のリクエスト」は最初からONになっていますが、その他の共有内容については設定する必要があるかもしれません。

お子様に共有したくないものがある場合には、設定から共有を外しておいてくださいね。

icloudファミリー共有のデメリット・メリットまとめ

今回の記事ではicloudファミリー共有のデメリット・メリットについて詳しく解説させていただきました。

最後にまとめていきますね。

最後までご覧いただきありがとうございます。
解説してきた内容をまとめていきますね。

  • icloudファミリー共有のデメリットは、『登録できるのは管理者のクレジットカード』『購入情報が管理者に知られる』『共有を解除すると共有していたものが消える』『共有アルバムで画質落ちや時間数が制限される』などがある。
  • icloudファミリー共有のメリットは、『購入済のアプリ、音楽、映画など共有』『icloudストレージの共有』『家族専用のアルバム』『Apple Musicのお得利用』『お子様用のApple ID作成』『お子様の購入行動を制限可』『お子様のスマホ使用状況を把握と利用制限が可』『位置情報共有で紛失時に端末を探せたり、見守りができる』

icloudファミリー共有についてデメリット・メリットをご紹介してきましたが、設定次第では共有を外すことができます。

私自身の意見ですが、icloudファミリー共有をすることで受けられるメリットはとても魅力的だなと感じました。

家族と大事なイベントを共有したり、スマホをなくしてしまった時の探す機能、子供の見守りはぜひ使いたいなと思いました。

ご家族内で共有する範囲を話し合って設定をすることで、ぜひ多くのメリットを活用してくださいね!

この記事を書いた人

目次