iPhoneのコンパスがおかしい時の対処法!強制的に調整するやり方


iPhoneのコンパスがおかしい時は、8の字に動かしてiPhoneの磁気センサーを補正してみましょう。

近くに磁気を発するAV機器や電化製品があると、磁気センサーが影響を受けて誤作動を起こすことがあります。

AV機器などから少し離してから調整してみて下さい。

また、iPhoneにはコンパスの方角を自動的に補正する機能が搭載されています。

その機能をオンにすることで調整できる場合もありますので、ぜひ本記事を参考に確認してみてください。

目次

iphoneのコンパスがおかしいときの対処法

iphoneのコンパスがおかしいときの対処法

コンパスは常に正しい方向を指していないと、自分の向かっている方角が分からなくて不安になりますよね。

コンパスがおかしな方角を指す場合は、以下の対処方法を試してみて下さい。

8の字に動かしてみる

まずは、iPhoneを8の字に動かしてみましょう。

8の字とはiPhoneの対角線上にある角を、順番に下向きに動かしていく動きのことです。

水平ではなく、手首を使ってグルグル回すように立体的に動かしてください。

コンパスは、iPhoneに内蔵されている磁気センサーが、地上の微弱な磁気を読み取って方向を指す仕組み。

この動きを2、3回続けて行うことで磁気センサーが補正され、コンパスが元に戻ります。

位置情報サービスを確認する

iPhoneには、コンパスの向きを自動補正する機能があります。

コンパスがおかしい時は、自動補正機能が設定されているか確認してみましょう。

確認は「設定」の「プライバシーとセキュリティ」から行います。

STEP
位置情報サービスをタップ
Screenshot
STEP
位置情報サービスを確認

位置情報サービスがオンになっているか確認します。

Screenshot
STEP
システムサービスをタップ

同じ画面を下までスクロールして、システムサービスをタップします。

STEP
コンパスの調整をオン

コンパスの自動補正機能をオンにします。

この機能がオンになっていれば、システムが自動補正するので、8の字の調整は必要ありません。

設定で「真北を使用」をオンにする

コンパスが指す「北」は真北ではなく「磁北」と呼ばれ、真北より5~10度西に傾いています。

コンパスがおかしい時は、針を「真北」に設定してみましょう。

まずは「設定」を開きます

STEP
コンパスをタップ
STEP
真北を使用をオン

ボタンを右にスライドして、「真北を使用」をオンにします。

強制的に調整するには?

強制的に調整するには?

上の対処法を試してもコンパスが元に戻らない時は、強制的に調整できないかと考えますよね。

そこで世間の書き込みを参考に、色々調整する方法試してみました。

結果、私が最終的にたどり着いた結論は、「iPhoneの自動補正機能を信じる!」です

どういうことなのか、私の試した方法をご紹介します。

磁石を近づけiPhoneの磁気センサーを狂わせる。

コンパスアプリの「コンパスの調整」を強制的に呼び出して調整する方法がある、ということで試してみました。

この「コンパスの調整」はiPhoneが磁気センサーに異常を検知した時にだけ、自動表示される仕組みになっています。

そこで、磁気を近づければ自動表示されるのでは?と冷蔵庫に貼ってあるマグネットを近づけてみました。

結果、コンパスの指す方角を狂わせることができましたが、「コンパスの調整」を呼び出すには至りませんでした。

何度やっても、長い時間近づけてもダメでした。

この方法は、再現性が低いのであまり役には立たなそうです。

数分後には、iPhoneの自動補正機能が働いてほぼ正常な表示に戻っていました。

「コンパスの調整」を呼び出せなかった理由

iPhoneには磁気センサーの他、モーションセンサー等が内蔵されるようになり、マグネットなどの干渉を検知できるようです。

ここ数年で進化しています。

リセットってどうなの?

「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」から位置情報とプライバシーをリセット」で初期値に戻す方法が良い、という説もあります。

ですが、この方法を使うと位置情報を利用しているアプリを立ち上げるたびに、再設定しなくてはなりません。

リセットした後の手間を考えると、おすすめできません。

また、自分で試した結果、コンパスの方角が正しくなったとは言い切れませんでした。

強制的に調整する方法は?

私がおすすめする方法は、iPhoneの再起動。

私の場合、マグネット実験後に自動補正で数度のズレがありました。

ですが、立ち上げなおした後は方角がピッタリ合うようになりました。

iPhoneのコンパスがおかしい時は、3つの対処法を試してみて、それでもダメなら立ち上げなおすのがすすめです。

iPhoneの自動補正機能はかなり信頼できると思います。

コンバスが狂う原因にはなにがある

コンバスが狂う原因にはなにがある

iPhoneには磁気センサーが搭載されていて、地上の微弱な磁気を感知することにより正しい方角を指す仕組みになっています。

つまり、近くに磁気があるとコンパスが狂う可能性があります。

マグネットや電子レンジ、IHヒーターなどの家電品や、テレビ、パソコンなどのAV機器は磁気を帯びているので、少し離して使いましょう。

また、ビルの中やコンクリートの建物の中では、コンパスが正常に動作しないことがあります。

その場合は、場所を変えて試してみましょう。

iphoneのコンバスがおかしい時の対処法まとめ

iphoneのコンバスがおかしい時の対処法まとめ

iPhoneのコンパスは磁気センサーによって正しい方角を指す、非常に精密な機器です。

磁気などの干渉を受けやすいので、おかしいと感じたら調整しておきましょう。

以下に、iPhoneのコンパスがおかしい時の対処法をまとめます。

  • 8の字に動かしてみる
  • 位置情報サービスを確認する
  • 設定で「真北を使用」をオンにする
  • システムを立ち上げなおす

コンパスはマップアプリにも影響する大切な機能です。

ですが、あくまでもシステムですのでエラーが起きることは念頭に置いておきましょう。

トレッキングや登山に使う場合、数度のズレが生死に関わりますので、出発前には調整しておきましょう。

また、方位磁針も合わせて携帯し、万全の対策をとることをおすすめします。

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