ペンで隠した文字を見る方法は、編集アプリで画像の明るさを調整すれば見ることができます。
【明度】を50【コントラスト】は-50【影】は50に補正すると、黒のペンで隠した文字を見ることができました。
ペンには不透明度があり、不透明度100%のペンで隠した文字は見ることができません。
しかし、不透明度が99%以下であれば、どんな色でも見ることは可能です。
なので、個人情報をペンで隠してネットなどにアップするという行為はオススメしません。
この記事ではペンで隠した文字を見る方法と赤・白で塗りつぶした文字も見ることができるのか検証した画像を紹介していきます。
ペンで隠した文字を見る方法
ペンで隠した文字を見るには画像編集で画面の明るさを調整する必要があります。
ペンには不透明度という、色が透けて見える透明度合いを数値化したものがあります。
この不透明度が100%でない限りは、画面の明るさを調整することで隠した文字を見ることができます。
不透明度100%と不透明度80%の黒いペンで隠した文字を見ることができるかどうか検証していきますね。
編集アプリによって明度などの数値は変わってきます。
私が使用しているアプリは-50から50までの範囲を調整できるもので、最低値と最高値が50となっています。
ペンで隠した文字を見る方法です
画像の上が不透明度100%、下が不透明度80%の黒いペンで隠した文字です。
画像を拡大すると、不透明度80%の黒いペンで隠した文字はうっすらと見えていますね。
少し見えにくいですが、拡大すると隠れた文字が見えてきますね。
不透明度100%の黒いペンで隠した文字は見ることができませんでした。
ペンで隠した文字を見る方法で白・赤でも見えるか検証
ペンで隠した文字は白や赤で隠した場合でも見ることは可能です。
不透明度が99%以下のペンで隠した文字であれば、どんな色でも透かして見れます。
ちなみにスタンプでも同じことができるんですよ。
ペン以外にスタンプで文字を隠す人もいますが、スタンプにも不透明度があります。
不透明度が100%でなければ、ペンで隠した文字を見る方法と同じやり方で見ることができるので要注意です。
次は、白と赤で隠した文字を本当に見ることができるのかを検証していきます。
こちらでも不透明度100%のペンと不透明度80%のペンで隠した文字を用意してみました。
白で検証
画像の上が不透明度100%の白いペン、下が不透明度80%の白いペンで隠した文字です。
編集アプリを使って【明度】を-50に補正します。
こうすると、不透明度80%のペンで隠した文字は見ることができました。
しかし、不透明度100%のペンで隠した文字に関しては見ることができませんでした。
白で塗りつぶした文字は黒で塗りつぶした文字よりもはっきりと隠れた文字が見えていますね。
赤で検証
画像の上が不透明度100%の赤いペン、下が不透明度80%の赤いペンで隠した文字です。
編集アプリを使って、【明度】を-50【影】を-50に補正します。
不透明度80%の赤いペンで隠した文字は見ることができましたね。
しかし、こちらも不透明度100%の赤いペンで隠した文字に関しては見ることができませんでした。
黒と同様に赤で塗りつぶした文字は少し見えにくいです。
ペンで隠した文字を見る方法まとめ
ペンで隠した文字を見る方法についてお伝えしてきました。
白や赤で隠した文字も見ることができるのか検証したので、ここまでの内容をまとめていきます。
- ペンで隠した文字は画像の明るさを調整することで見ることができる
- 黒いペンで隠した文字は【明度】を50【コントラスト】は-50【影】は50に補正したら、隠れた文字を見ることができた
- 不透明度が99%以下であればどんな色でもペンで隠れた文字を見ることができる
- 白のペンで隠した文字は【明度】を-50に補正すると見ることができた
- 赤のペンで隠した文字は【明度】を-50【影】を-50に補正すると見ることができた
- 使う色によって隠れた文字が見えやすいものと見えにくいものがある
- スタンプにも不透明度があり、不透明度100%でなければペンで隠した文字を見る方法と同じやり方で見ることができる
- 文字はペンやスタンプ以外の方法で隠した方が安心
編集アプリによって数値や補正の名前などが違うこともありますが、-に補正するのか+に補正するのか参考にしてみてください。
不透明度が99%以下であれば、ペンで隠した文字を見ることができるというのは驚きましたね。
個人情報が載っている文字は、ペンやスタンプ以外の方法で隠す方がいいというのがわかりました。
オススメは図形やモザイクですが、人に知られたくないことはネット上にアップしない方が安心ですね。