ローカルネットワークを許可するとどうなる?解除方法やしないとどうなるかも解説(LINE・Youtube)など


iPhoneを使っていて、ローカルネットワークの許可を促すポップアップが出て許可をすると、多くの場合はアプリ同士の操作ができるようになり、より便利になります。

ネットワークという文字が入っているので、追加料金がかかるかもしれないと不安になってしまいますよね。

私もiPhoneを使っているときに、ローカルネットワークの許可を促すポップアップが出て来て、不安になったことがあります。

ローカルネットワークの許可で、追加料金がかかることはありません。

また、ローカルネットワークの許可は、iPhoneの設定から簡単に解除することもできます。

この記事では、ローカルネットワークを許可することの意味と解除方法、許可をしないといけない場合を解説します。

アプリによっては、ローカルネットワークの許可をしないと機能が十分に発揮できないこともあるので、注意してくださいね。

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目次

ローカルネットワークを許可するとはどういう意味?

ローカルネットワークを許可するとはどういう意味?

iPhoneのポップアップで出てくる、「アプリがローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求めています」というのは、簡潔にまとめるとポップアップが出たアプリが「自宅のWi-Fiと繋がっているほかの機種と通信をしたい」と、許可を求めているという意味です。

ローカルネットワークとは、自宅など限られた場所で使われているネット環境のことです。

これには、スマホだけでなくコピー機やスピーカーなどの、Wi-Fiに繋がっているさまざまな機械が含まれます。

iOS14以降はネットワークセキュリティーの機能向上のために、必要になりました。

ローカルネットワークを許可するとどうなる?お金がかかる?

ローカルネットワークを許可をすると、アプリ同士で通信をしてくれるのでとても便利になります。

例えば、iPhoneのカメラアプリで撮影した写真を、自宅のWi-Fiに繋いでいるコピー機で印刷できるといったことができます。

自宅などの限られたいつもの環境であれば、ローカルネットワークを許可をしても大丈夫です。

自宅のWi-Fiに繋がっている別の機種をWi-Fiを通じて繋ぐため、追加料金などはかからないので安心してください。

ローカルネットワークの許可を解除する方法

ローカルネットワークの許可を解除する方法を、以下に解説していきます。

ローカルネットワークの許可を解除する方法です。

STEP
設定アプリを開いて、プライバシーとセキュリティをタップする

設定アプリを開きます。

スクロールしていくとプライバシーとセキュリティがあるので、ここをタップします。

STEP
ローカルネットワークをタップして、一覧にあるアプリの横のスイッチをオフにする

ローカルネットワークをタップします。

一覧にあるアプリの横のスイッチをオフにします。

スイッチの色が消えていたら、解除が完了しています。

LINEのローカルネットワークを解除する方法

アプリの例としてLINEで説明しますね。

LINEのローカルネットワークを解除する方法です。

STEP
設定アプリを開いて、プライバシーとセキュリティをタップする

設定アプリを開きます。

スクロールしていくとプライバシーとセキュリティがあるので、ここをタップします。

STEP
ローカルネットワークをタップして、一覧にあるアプリの横のスイッチをオフにする

ローカルネットワークをタップします。

一覧にあるLINEの横のスイッチをオフにします。

スイッチの色が消えていたら、解除が完了しています。

ローカルネットワークを許可しないとどうなる?

ローカルネットワークを許可しないとどうなる?

ローカルネットワークを許可をしないと、アプリが必要とする多くの機能が使えず、不便な状態になってしまいます。

先ほど上げた、iPhoneのカメラで撮った写真を自宅のコピー機で印刷する場合は、iPhoneでコピー機を操作することができません。

一度PCに写真をメールで送り、PCと有線で繋いだコピー機であれば印刷ができますが、手間がかかってしまいます。

YouTubeで許可しないと起きること

YouTubeでローカルネットワークの許可をしないと、テレビとiPhoneを繋いで操作して視聴することができなくなります。

YouTubeをテレビで見るときにiPhoneをリモコンとして使いたい場合は、ローカルネットワークの許可をしましょう。

お使いの iPhone または iPad の iOS バージョンが iOS 14 以降の場合、テレビにキャストするには、ローカル ネットワーク上のストリーミング デバイスに接続する権限を YouTube に付与する必要があります。

複数の YouTube アプリを使用している場合は、YouTube、YouTube Music、YouTube TV、YouTube Kids など、各アプリにローカル ネットワークへのアクセスを許可する必要があります。

ローカル ネットワークがオフラインになると、キャストは機能しなくなります。

引用:デバイスをリンクしてスマートテレビで YouTube を視聴する

パナソニックテレビで許可しないと起きること

パナソニックテレビでは、テレビやブルーレイディスクレコーダーとの通信ができないので、YouTubeのときと同じようにiPhoneで操作ができなくなります。

パナソニックテレビやブルーレイディスクレコーダーとiPhoneを繋いで操作をしたい場合は、ローカルネットワークの許可を行うようにしてくださいね。

iPhone/iPadなどの端末機器で、当社スマートフォンアプリ(どこでもディーガ、Media Access(メディアアクセス)、TVリモートなど)は、ローカルネットワークを使って、テレビやブルーレイディスクレコーダーなどと通信を行っております。

iOS14、iOS15以降端末機器(アップデート含む)、ネットワークセキュリティー機能向上で「ローカルネットワークの許可設定」が必要です。
「ローカルネットワークの許可設定」を行わない場合、下記の事象が発生しますので、必ず設定が必要になります。

  • テレビやブルーレイディスクレコーダーなどが表示されない。
  • ペアリングやペアリング更新ができない。
  • 宅内(Wi-Fi環境)で録画番組・映像や写真等が見れない、転送ができない。
  • 持ち出し番組の持ち出しができない。
iPhone/iPadなどのiOS14、iOS15以降端末機器では「ローカルネットワークの設定」が必要です

ローカルネットワークは許可した方がいいのか

複数のアプリ同士で繋いで操作をする場合は、ローカルネットワークの許可をしてくださいね。

YouTubeやパナソニックテレビといった、iPhoneで操作をするようなアプリは、ローカルネットワークを許可をしないと使用できないので、注意してください。

ほかのアプリと繋がなくても使えるゲームなどのアプリは、許可をしなくても使えます。

もし知らないアプリから、ローカルネットワークの許可を求めるポップアップが出た場合は、個人情報の抜き取りなどの可能性も考えられるので、許可をしないと安心です。

ローカルネットワークを許可するとどうなるまとめ

ローカルネットワークを許可するとどうなる?解除方法やしないとどうなるかも解説(LINE・Youtube)などについて紹介してきました。

最後に記事の内容をまとめたいと思います。

  • ローカルネットワークを許可をするとは、ポップアップが出たアプリが「自宅のWi-Fiと繋がっているほかの機種と通信をしたい」と許可を求めているという意味
  • ローカルネットワークを許可をすると、アプリ同士で通信をしてくれるのでとても便利になる
  • ローカルネットワークを許可をしないと、アプリが必要とする多くの機能が使えず、不便な状態になる
  • 複数のアプリ同士で繋いで操作をする場合は、ローカルネットワークの許可した方がよい

iPhoneを使っていていきなりポップアップが出ると驚いてしまいますが、落ち着いて許可が必要なアプリの場合は、許可をしましょう。

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