X/Titterのおすすめユーザーは見られてるってこと?基準や自分を出したくない時の対処法を紹介


結論としては、X(旧Twitter)のおすすめユーザーに表示されることが、必ずしも「相手に自分が見られてる」という意味ではありません。

したがって、自分が頻繁に見ているからといって、そのユーザーのおすすめに自分のアカウントが表示されやすくなるわけでもないのです

X(旧Twitter)のおすすめユーザーに突然表示されたアカウントを見ると、「相手に自分の投稿を見られてるのではないか」と不安になる人もいるかもしれません。

Xは、様々な要素を基におすすめユーザーを選定しているため、その基準を詳しく説明していきます。

さらに、自分のアカウントが他のユーザーのおすすめに表示されないようにする方法についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

X/Twitterのおすすめユーザーは見られてるってこと?

Xのおすすめユーザーに表示されるアカウントは、「自分のプロフィールや投稿を頻繁に見ているユーザー」なのではないかというのは、誤解です。

また、「自分が頻繁に見ているユーザーのおすすめに自分のアカウントが表示される」というのも、一部真実を含みますが、ほとんどは誤解です。

以下で詳しく説明していきます。

自分を監視している人が出てくるという噂は本当か

自分のプロフィールや投稿を頻繁に見ている(監視している)人が、自分のおすすめユーザーに表示される、という噂がありますが、これは真実ではありません。

Xのおすすめユーザーは、複数の要素を基準にしたアルゴリズムによって選定されています(基準となる要素については、この後詳しく紹介しています)。

そのため、「おすすめユーザーに表示された」=「そのアカウントが自分をよく見ている」というわけではないので、安心してください。

同じ人を何度も見ていると相手のおすすめに出る?

自分が同じユーザーのプロフィールや投稿を何度も見ていると、その相手のおすすめに自分が出る、という噂もあり、一部真実が含まれますが、ほとんどが誤解です。

Xのアルゴリズムは、相互のフォロワーや相互の関心に基づいて、ユーザー同士をおすすめすることがあるため、結果的に何度も見ている相手が表示されることもあります。

しかし、自分が一方的に見ているというだけでは、相手のおすすめユーザーに自分が選定される直接の要因にはなりません。

X/Twitterには誰が見ているかわかる機能はない

Xには、誰が自分のプロフィールや投稿を見ているかを知らせる機能は今のところ存在しません。

インスタグラムのように、ストーリーの閲覧者が通知されるようなシステムはないため、特定の相手が自分を見ているかどうかを知る手段はないのです。

X/Twitterがおすすめユーザーに出てくる人を選ぶ基準

Xがおすすめユーザーを選定する基準は、公式によって、いくつかの要素が明示されています。

以下のような要素に基づきユーザーが選ばれており、それぞれ詳しく紹介していきます。

アドレス帳の連絡先

Xは、ユーザーが連絡先の同期を許可している場合、そのアドレス帳の情報を基に、おすすめユーザーを選定します。

例えば、家族や友人の連絡先を登録していると、それに基づいて家族や友人の「おすすめ」に自分のアカウントが表示される可能性があるんです。

他人のアドレス帳の連絡先 

他人のアドレス帳に自分の連絡先が登録されている場合、相手のおすすめユーザーに自分のアカウントが表示されることがあります。

例えば、友人が自分の電話番号を端末のアドレス帳に登録していて、その情報がXに同期されている場合、自分がその友人のおすすめユーザーに表示される可能性が高くなってしまうのです。

位置情報

Xは、端末の位置情報を考慮して近隣の地域にいるユーザを、おすすめユーザーとして表示することがあります。

位置情報サービスを無効にすることで、他のユーザーに自分が表示される確率を減らすことができます。

ポストの閲覧やリプ

自分がどのポストを閲覧したり、リプライしたかといった行動も、おすすめユーザーを選定する基準の一つです。

例えば、特定のアカウントの投稿を頻繁に見たり、リプライをしたりしている場合、そのアカウントが自分のおすすめユーザーとして表示される可能性は高くなります。

普段見ているサイト

Xは、ユーザーの外部のウェブサイトでの行動も追跡しておりそれに基づいておすすめユーザーを選ぶことがあります。

例えば、美容に関するウェブサイトやコンテンツに頻繁にアクセスしていると、美容に関連する発信を行っているXのアカウントがおすすめに表示される可能性が高くなる、というような仕組みです。

プロモーション中のアカウント

自分自身のXや外部ウェブサイトでの行動とは別に、企業や有名人がプロモーション活動を行っている場合、Xはそれをおすすめユーザーとして表示することがあります。

プロモーション中の商品などに、より関心を示しそうなユーザーに対して広告される仕組みになっているのです。

なお、公式としてのおすすめユーザーの選定基準については、以下のリンクを参考にしてみてください。

https://help.x.com/ja/using-x/account-suggestions

X/Twitterのおすすめユーザーに自分を出したくない時の対処法

ここからは、自分が他のユーザーの「おすすめ」に表示されるリスクを減らすための対処法を、いくつか紹介していきます。

  • 連絡先情報を削除する
  • 鍵垢にする

連絡先情報を削除する

自分の連絡先を削除する(他人のXから検索できないようにする)ことで、自分の連絡先情報を登録している他のユーザーのXに、自分のアカウントが「おすすめ」として提案されるリスクを減らすことができます。

設定の手順は以下の通りです。

STEP
設定メニューを開く

Xのアプリを開いたら、プロフィール画面から設定メニューに進みます。

STEP
「プライバシーと安全」を選択する

設定メニュー内で「プライバシーと安全」を選択します。

STEP
「見つけやすさと連絡先」の設定を変更

「見つけやすさと連絡先」をタップします。

「メールアドレスの照合と通知を許可する」、「電話番号の照合と通知を許可する」をオフにしましょう。

Screenshot

鍵垢にする

鍵垢(非公開アカウント)にすることで、自分の投稿は、フォロワー以外のユーザーには表示されなくなります。

設定方法は、「プライバシーと安全」の設定メニューから、「オーディエンスとタグ付け」を選択し、「ポストを非公開にする」を有効にするだけです。

X/Titterのおすすめユーザーは見られてる?まとめ

この記事では、Xのおすすめユーザーがどう選ばれるのか、また自分が表示されないようにする対策について解説しました。

最後に、要点をまとめたいと思います。

  • おすすめユーザー表示されるユーザーは、自分を頻繁に見ているユーザーではない。
  • 自分が頻繫に見ているだけでは、相手のおすすめに自分が表示される直接的な要因とはならない。
  • Xのおすすめユーザーを選定するアルゴリズムには、端末に登録された連絡先や位置情報、閲覧履歴など複数の要素が含まれる。
  • 他のユーザーのおすすめに自分が表示されたくない場合は、連絡先の同期をオフにしたり、鍵垢にすることが有効。

Xのおすすめユーザーの選定基準について理解し、記事後半で紹介した対策を実施することで、自分のプライバシーを守りつつ、快適にXを利用できれば幸いです。

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