Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法!反応が悪い・良すぎるときの設定


Androidのタッチパネルの感度が悪いと感じたら、設定画面から感度を調整する機能をオンに切り替えてみてください。

タッチパネルの感度を上げることで、よりスムーズに使用できるようになります。

「かかってきた電話がとれなかった」「電子書籍のページがめくりにくい」など、タッチパネルの感度が悪いとちょっとした操作もストレスに感じてしまいますよね。

反対に、感度が良すぎると「勝手にアプリを開いてた」などの誤操作にもつながるので、下げる方法も知っておくと便利です。

そこで今回は、快適にスマホを使用できるようタッチパネルの感度調整について詳しくご紹介していきます。

まずは、あなたの悩みに合った項目を選んでください。

▼タッチパネルの反応が鈍い・悪いと感じる方

保護フィルムを貼ったら反応が悪くなった、ゲームの操作性を上げたい、などの悩みはこちら。

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▼タッチパネルの反応が良すぎる・誤タップが多い方

少し触れただけで勝手にアプリが開く、文字入力で隣のキーを押し間違える、などの悩みはこちら。

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この記事でわかること
  • Androidのでタッチパネルの感度調整をする方法
  • タッチパネルの良すぎる感度を下げるには?
  • タッチパネルの感度が悪くなる原因3選

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目次

Androidスマホでタッチパネルの感度を調整・上げる方法

Androidスマホには、タッチパネルの感度を調整する機能があります

機種によって機能の名前が違いますが、「タッチパネルの感度を上げる機能」だということにほとんど変わりはありません。

上げる方法①:タッチ感度の設定をオンにする

ここではAQUOS端末の「手袋モード」のスクショ解説とともに、他の端末の表示もご紹介していきます。

お使いのスマホによって、この機能の名称が違います。

  • Galaxy: タッチ感度
  • AQUOS: グローブモード
  • Xperia: 手ぶくろモード
  • Google Pixel: 画面保護シートモード

設定の操作はどの端末もほとんど同じなので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP
端末の「設定」アイコンを開く

歯車のマークの「設定」アイコンをタップします。

Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法
STEP
「ディスプレイ」を開く

画面の操作に関する設定画面を開いていきましょう。

ディスプレイ」を選択し、タップします。

Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法

端末の種類によっては、「画面設定」「タッチパネル設定」等の場合もあります。

STEP
感度を調整する機能をオンにする

タッチパネルの感度を調整する機能を設定していきます。

グローブ(手袋)モード」をオフ→オンにします。

※画像はまだオフの状態です。

Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法

タッチ感度」「画面保護シートモード」「感度調整」など、端末によって機能の名前はさまざまなので、使用しているスマホに備わっている機能を選んでみてください。

上げる方法②「ポインターの速度」を上げる

スワイプやスクロールの追従性をよくしたい場合に有効です。

  1. 「設定」アプリ →「システム」→「言語と入力」と進みます。
  2. 「ポインターの速度」をタップし、スライダーを右に動かして速度を上げます。

上げる方法③:タッチパネル補正アプリを試す

Google Playストアには、タッチパネルの精度をテストし、補正してくれるアプリがあります。

「Touch Screen Test」などで検索し、評価の高いものを試してみるのも一つの手です。

タッチパネルの感度が悪くなる原因

タッチパネルの感度が悪くて操作しづらくなるのは、画面の破損や静電気などいくつか原因が考えられます。

主な3つの原因をご紹介していきましょう。

画面のひび割れや保護シートと画面の間に気泡ができている

画面上に凹凸が出来てしまうと、タップやスクロールが反応しにくくなります

分かりやすいのは、スマホの画面にひびが入っていたり一部が破損している場合。

他にも、画面保護シートがズレて画面との間に気泡ができてしまうと、そこに空気が入ってタップを感知しにくくなってしまいます。

指が乾燥していたり、濡れている

スマホの画面は、指先が触れることで発生する微弱な電気を感知して反応します。

指が乾燥してカサカサになると、電気を通す力が弱くなるのでタッチパネルが反応しにくいんですね。

逆に濡れたままの手でスマホを触ると、今度は触れている部分のあちこちを感知してしまい、タッチパネルはどこに反応していいか分からなくなってしまうんです。

特に冬場の乾燥やお風呂場などでの濡れた手は、操作しづらくなるので気を付けたいですね。

スマホのキャッシュが溜まっている

スマホの動作が重たくなっている状態も、操作に影響することがあります。

重たくなるのを防ぐために、定期的に消去しておきたいのがスマホのキャッシュ

キャッシュとは、Webサイトやアプリなどの情報を一時的に保存しておく機能で、サイト閲覧が増えれば増えるほどキャッシュも増えていきます。

このキャッシュが溜まってしまうと、スマホの動作が重くなってタッチの反応も鈍く感じるので、ぜひ定期的にキャッシュクリアして使いやすい状態をキープしましょう。

タッチ感度が良すぎる・・下げる方法

タッチ感度が良すぎると誤操作が起きて困る…という時には、画面の設定変更やちょっとしたアイデアで感度を下げることができますよ。

下げる方法①:「タッチ/長押し時間」を長くする

「触れただけ」のタップに反応しなくなり、誤操作をかなり減らせます。

  1. 「設定」アプリを開き「ユーザー補助」をタップ
  2. 「操作の制御」カテゴリにある「タッチ/長押し時間」を選択します。
  3. 「短時間」「中」「長時間」から「中」または「長時間」を選びます。

しっかり長めに押さないとタップとして認識されなくなり、誤タップが減ります

下げる方法②:タッチ感度や誤操作に関する設定をオフにする

タッチ感度を上げる機能をオンにして感度が良すぎた場合、今度は反対にオフにして感度を下げてみてください。

端末によってはタッチ感度の設定の他に、誤操作を防ぐ機能「画面端のタッチ抑止」「画面OFF時の誤操作防止」等があったりするので、その設定も併せて見直してみるのもいいかもしれませんね。

Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法

下げる方法③:保護シートやスマホケースの選び方に一工夫

画面に貼る保護シートを分厚いものに変えてみるというのも、簡単にできるアイデアのひとつです。

普段保護シートを貼っていない人や薄いものを使っている人は、特にタッチ感度の違いを感じられると思いますよ。

また、ポケットに入れてる間の誤操作に困っている場合は、スマホケースを手帳型に変えることで摩擦による反応を防いでくれるので、良かったら試してみてください。

感度が悪いのも困りますが、良すぎても誤操作が起こりやすくなるので、調整する方法をいくつか知っておくと助かりますね。

Androidのタッチパネル感度調整に関するよくある質問

「タップ」と「スワイプ」の感度を、別々に調整できますか?

Androidの標準設定では別々に細かく調整することはできません。

しかし、「ポインターの速度」は主にスワイプやスクロールの追従性に、「タッチ/長押し時間」は主にタップの誤操作防止に影響します。

特定のゲームアプリだけ感度を上げたい

アプリ内で個別に感度を設定できるようになっているゲームも多いです。

ゲームアプリ自体の設定画面に「感度調整」や「コントロール設定」の項目がないか確認してください。

Android本体の設定はすべてのアプリに影響します。

タッチペン(スタイラスペン)の感度だけを上げることはできますか?

ペン自体の感度を上げる専用の設定は、ほとんどのAndroid端末にはありません。

ただし「タッチ感度の向上」や「ポインターの速度」といった設定は、タッチペンの反応にも影響を与える場合があります。

設定を色々いじったら、逆に使いにくくなりました。元に戻す方法は?

変更した設定項目を一つずつ元に戻すのが基本です。

もしどの設定を変更したか分からなくなった場合は、最終手段として「設定のリセット」があります。

「設定」→「システム」→「リセットオプション」から「すべての設定をリセット」を選ぶと、タッチ感度に関する設定が初期化されます。(Wi-Fiや壁紙などの設定も初期化されるので操作は慎重に)

雨の日や、お風呂上がりに反応が悪くなるのはなぜ?

スマホのタッチパネルは、指から流れる微弱な静電気を感知して動作します。

画面や指に水分が付着していると、電気が正しく伝わらず、反応が鈍くなったり、誤作動を起こしたりします。

Androidスマホでタッチパネルの感度調整する方法まとめ

タップやスクロール操作はスマホを使う度に行うので、タッチパネルの感度調整は重要なポイントだと思います。

快適に使用するためには、自分が使いやすい状態に設定したり工夫できる知恵を知っておくことが大切ですね。

それでは、今回の記事のまとめです。

  • タッチパネルの感度調整の方法は、端末によって名前が違う「調整機能」をオンに設定すること
  • 感度が良すぎるときは、調整機能の変更や保護シート等の工夫で感度を下げることができる
  • 感度が悪くなる主な原因は「画面の破損や保護シートのズレ」「操作する指の状態」「溜まったキャッシュ」

Androidスマホは端末の特徴に合わせた画面調整機能が備わっているので、便利に活用していきましょう。

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この記事を書いた人

Android歴10年以上。音楽はYou Tube Musicを活用中。
Googleのサービスをもっと便利に使うため勉強しています。スマホに苦手意識がある人にもわかりやすく伝えられる記事の作成を心がけています。

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