病院を受診する際お薬手帳って診察券や保険証は財布に入ってもお薬手帳は入らないので忘れやすいですよね。
そこで実際にお薬手帳のアプリを使用してみた感想と共におすすめのアプリ5つを紹介していきたいと思います。
またお薬手帳は持参するとお薬代が安くなる場合や、アプリやもらったお薬手帳を使わずにノートに自作してもいいのかを簡単に説明していきます。
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お薬手帳アプリ・おすすめの使いやすいもの5選
お薬手帳は家族全員分となると管理も大変になりますよね。
アプリを使用すれば家族全員分のお薬手帳をスマホ内で管理出来ていつ処方されたかやいつお薬がなくなるかなど一目で管理することが出来るアプリもあります。
実際に使用してみて使いやすかったアプリを5つ使用した感想と一緒に紹介していきます。
お薬手帳 病院予約もできるお薬手帳アプリ EPARK
「お薬手帳 病院予約もできるお薬手帳アプリ EPARK」ではお薬手帳としてはもちろん名前の通り病院予約や疾病管理もできるアプリです。
「お薬手帳 病院も予約できるお薬手帳アプリ EPARK」のできる機能はこちらになります。
疾病・症状管理
- 血圧手帳
- 体温管理
- 糖尿病手帳
- 頭痛手帳
- 緑内障手帳
- 気分手帳
- 予防接種予約・接種日
予約
- オンライン診療予約
- 病院予約
- 調剤予約
自動連携
- お薬登録
- 検査結果登録
- 医療費登録
検索
- オンライン診療可能な病院
- 薬の飲み合わせチェック
以上のほかにもカレンダー機能やホーム画面を自分が良く使う項目に変更出来たり、着せ替えなども楽しむことが出来ました。
また家族一覧では自分以外にも家族の情報を登録することが出来、遠方にご高齢の両親を持つ方や子供の情報を入れることによりこのアプリひとつで全員分の処方状況を確認することが出来安心材料のひとつだなと思いました。
ただ機能がたくさんありアプリひとつで様々なことが管理できる反面、機能がたくさんありすぎな上にアイコンが小さめなので少しごちゃついた印象を受けました。
登録方法は個人情報を入力したり、現在位置から薬局や病院を捜したりと思ったより簡単にできたので自分のレイアウト次第で使いやすいものになるのかなと思いました。
お薬手帳プラス
「お薬手帳プラス」は日本調剤薬局のお薬手帳アプリで服薬関係にとても力が入ったアプリだと感じました。
「お薬手帳プラス」でできる機能はこちらになります。
お薬手帳
- お薬手帳一覧
- 使用しているお薬一覧
- 残薬管理
カレンダー機能
- 通院予定
- 通院記録
- 頓服薬の服用記録
- メモ
オンライン服薬指導
- ビデオ通話にて服薬指導
- チャットにて服薬指導
健康管理
- 体重/BMI
- 歩数/中強度時間
- 血圧/脈拍
- 血糖値
- 体温
- 身長
服薬関係に機能が集中されているため主にお薬手帳として使用したい方やスマホやアプリの使用がやや苦手という方はこちらがとてもシンプルで使いやすいと感じました。
またNICOMSというアプリを追加しておくとお薬手帳プラスのアプリ画面の「オンライン服薬指導」から直接薬剤師や管理栄養士からビデオ通話にて服薬指導してもらえます。
「つながる」でもAIにて薬の飲み方や使い方、服薬後に気になったことなど聞くことが出来手軽に心配事が解消されるのは安心だなと感じました。
また本会員登録後家族情報も登録できるためこのアプリにて家族全員分のお薬を確認することが出来ました。
KaKari
「KaKari」の最初の印象はかわいいでした。
他のお薬手帳のアプリはTHEお薬手帳のアプリといった印象でしたが「Kakari」はイメージキャラクターの鳥さんが可愛らしく、尚且つシンプルなため若年層の方に使いやすいアプリかなと感じました。
「KaKari」でできる機能はこちらになります。
- かかりつけ薬局の登録
- お薬手帳
- お薬アラーム
- マイカルテ(アレルギーの有無や副作用履歴等の入力)
- 家族全員分のお薬手帳登録可
画面表示や備わっている機能がシンプルでお薬手帳としてのみ使用する方はこちらがいいと思いました。
お薬手帳の提示やお薬登録もお薬手帳のところから1タップで移動できるためスムーズに行えました。
スギスマホでお薬
「スギスマホでお薬」はかかりつけの薬局がスギ薬局だ、という方にお勧めのアプリです。
できる機能としてはこちらになります。
- かかりつけのスギ薬局の検索・登録
- お薬手帳
- お薬アラーム
- 家族全員分のお薬手帳登録可
スギ薬局店舗を追加するというところから現在位置周辺のスギ薬局を検索して簡単に登録することが出来ました。
またお薬登録や手帳提示ボタンがあるためそちらをタップすると簡単に選択画面へ飛べるのでとてもシンプルでつかいやすいと感じました。
CARADA お薬手帳
「CARADAお薬手帳」アプリは「CARADA」アプリや「CARADA検診サポート」アプリ、「CARADAオンライン診療」といったサイトと連携してサービスを提供しているため健康維持にこういったアプリなども利用したいと考えている方はおすすめのアプリです。
「CARADAお薬手帳」でできる機能はこちらになります。
- 調剤予約
- お薬手帳
- 服薬記録カレンダー
- オンライン服薬指導(CRADAオンライン診療への登録が必要)
- CARADAコネクト(自分の体に関するデータをまとめて管理、まとめて病院や薬局へ共有)
- 家族全員分のお薬手帳登録可
使用してみてお薬手帳として使う時はシンプルで分かりやすく、追加でいろいろな機能をしたいと思えば別アプリを入れたりサイトを使用すれば健康意識を高められるといった印象でした。
また服薬記録カレンダーは自分で入力しなくてはいけないものの忘れてはいけない薬の管理を薬をもらった日に入力すればもれなく内服できるので内服漏れを防ぎやすいと感じました。
すべてのアプリで共通して「e薬Link」を使用することで異なる電子手帳サービス間の情報を相互閲覧できる仕組みになっているため、いろいろなアプリを利用して自分に合ったアプリを捜しやすくなっていました。
お薬手帳があると薬代が違う?
2016年4月から診療報酬の改定が行われお薬手帳を持参するとお得になるようになりました。
持参しない場合 | 持参した場合 | |
---|---|---|
管理指導料 | 500円 | 380円 |
自己負担額 | 150円 | 110円 |
自己負担金が150円から110円になるのは40円と少額にはなるものの毎月病院受診しているかたからしたら年間にしたら480円の差額になるため持っていくだけで年間480円安くなるなら絶対に持参した方が良さそうですね。
ただし減額にならない場合があるためそちらは注意しなくてはいけません。
- 以前処方してもらった薬局から処方してもらう期間が6カ月を過ぎてしまった場合
- お薬手帳の再発行時
- お薬手帳を忘れた
管理指導料が減額されるのは6カ月以内に同じ薬局で調剤にを受けた場合になります。
ですので定期的に処方を受けている方はかかりつけ薬局にて処方を受けた方がお得になります。
そして手帳をなくしてしまったり忘れてしまったり…。再発行でも500円の管理指導料がかかるのでお薬手帳はなくさないように注意しましょう。
お薬をお得に処方してもらうためにも定期的に病院受診してお薬を処方してもらっている方はアプリを利用して持参し忘れを防ぐことを私はおすすめします。
実際毎月持病のため受診していますがアプリを使用するようになってから忘れるという概念がなくなりました。
お薬手帳はノートに自作でも良い?
結論から言うとお薬手帳は必要項目が記載されていれば自作でも大丈夫です。
- 購入した薬の記録ページ
- 氏名
- 生年月日
- 連絡先
- アレルギー歴
- 副作用歴
- 既往歴
以上をしっかりと記入したものであればお薬手帳として使用可能です。
また購入した薬の記録ページにどう作用したか副作用はあったか、血圧の変動など自分のメモを記入しても大丈夫です。
ただしメモを取る際は処方された薬が見えるように記入をお願いします。
お薬手帳のアプリ5選まとめ
以上実際に使用してみて使いやすかったお薬手帳アプリおすすめ5選を紹介してきました。
お薬手帳アプリを利用して手帳忘れにより管理手数料が減額されなかった…などないように便利に利用していきましょう。
またお薬手帳は災害時にお薬を処方してもらう時に普段どんなものを飲んでいるのか一目瞭然で、お薬手帳を見て処方してもらえる時もあります。
スマホは肌身離さず持っている方が多いことかと思います。
是非アプリを使用して災害時の時も安心してお薬を処方してもらえるようにしておきましょう。