定規のアプリでは、AR(拡張現実)系は「magicplan」、定規表示系は「100㎝定規」などがおすすめです。
小さいものを測る時は定規表示系、部屋など大きいものの時は自動計測のAR系のアプリを選ぶとよいでしょう。
用途によって、使い分けるといいですよ。
1つスマホに入れておくと「今パッと測りたい!」という時に便利です。
この記事では、完全無料で使える定規のアプリのおすすめを5つ選びましたので紹介します。
定規のアプリおすすめ5選(iphone・Android)
ここでご紹介する定規のアプリおすすめは以下の5つです。
- magicplan
- measure AR
- Tool Box
- 100㎝定規
- ARお魚メジャー
今回、片っ端から定規のアプリを使ってみました。
すると、特にAR系の定規アプリでは無料期間が3日しかないものや、課金しないと使えないものばかりでした。
ここでは、その中で見つけた、無料でしっかり使えるものだけを厳選して紹介しています。
それでは、1つずつみていきましょう。
AR系のおすすめ
magicplan
magicplanは、スマホのカメラで撮影しながら部屋の計測をして間取り図を自作できるアプリです。
カメラで部屋の角をスキャンしていくと、自動的に部屋の形状と辺の長さを計測してくれます。
magicplanのメリットは?
- スマホで撮影して部屋をスキャンするだけで一瞬で計測できる
- 家具を動かさなくてもスキャン可能
- ファイルを共有することができる
- 無料なのに機能十分
- AndroidユーザーもOK
デメリットとしては、最初は使い方が少しわかりにくいかなと感じました。
また、利用するにはアカウント登録を求められるので、手軽に始められるとは言えません。
でも、スキャンだけで一部屋計測できるのはすごいですよね。
引っ越し先でのインテリアレイアウトの確認や、大型家具を新調するときに重宝するでしょう。
measuAR
アプリ内でカメラを起動して、開始点と終点をタップしてその距離を自動計測してくれるアプリです。
measuARのメリットは?
- 画面はシンプルで操作簡単
- 画像付きで操作説明があり、わかりやすい
- 天井高など手が届かないところもラクラク計測
- 数字入りの写真を保存可能
画面は見やすく、使い方もシンプルで使いやすいです。
開始点と終点のポイントがずれると誤差がでるので、ピッタリ正確でないといけないときには不向きかもしれません。
おおまかでいい場面では問題なく使えますよ。
窓の大きさを測ったり、比較的大きなスペースを測る時に活躍してくれそうです。
定規表示系のおすすめ
100cm定規
100㎝定規は、スマホ画面が定規代わりになり100㎝まで計測できるアプリです。
スマホより大きなものは、スマホを動かしながら計測します。
スマホより小さいものは、スマホを定規のようにあてがうだけで使用方法はシンプルですね。
100㎝定規のメリットは?
- 外出先でメジャーを持ってなくてもさっと測れる
- スマホより大きなものも測れて100㎝まで対応
- 方眼モードもある
- 操作は簡単
方眼モードでは、小さいものをスマホの上に乗せて測ると良いですね。
100㎝までなので、さほど大きなものは測れませんが定規の代わりとしては十分ではないでしょうか。
Tool Box
Tool Boxは、スマホに定規を表示するタイプのアプリです。
メモリは15mを超えてもまだまだ余裕があるので大きいものも対応できますね。
ToolBoxのメリットは?
- 定規、分度器など13種類の機能を搭載
- 無料で機能充実
- 英語表記でもアイコンがわかりやすいので感覚的に使える
大きいものを測るにはちょっとコツがいりますが、定規のほかにも機能たくさんでまさに道具箱!
これ1つインストールしておくと、いろいろな場面で活躍してくれそうです。
ARと定規表示の中間
個性派定規アプリ
ARお魚メジャー
ARお魚メジャーは、平面に魚を置きカメラに写すと定規が表示され、その定規を魚に合わせて計測します。
ARお魚メジャーのメリットは?
- 外出先で手軽に使いやすい
- もちろんお魚以外も計測可能
- スマホのカメラロールに保存可能
実際に計測してみると計測値はおおむね合っていましたよ。
実際の画面はこんな感じです。
ただし、無料版では35㎝までしか計測できません。
表示された定規を動かして計測するので、定規の位置を調整するのに少し手間取りましたが慣れれば大丈夫です。
ARお魚メジャーは、釣りが趣味の方におすすめの個性派定規アプリです。
定規のアプリで実寸計測してみた
今回は、「magicplan」を使って一部屋計測してみました。
作業としては、オートスキャンモードでカメラを上下させて部屋の角を写すだけです。
すると、すぐに計測値付きで間取り図が完成!
上からの平面図だけでなく3Dや立体図も自動的に作ってくれるんです。
計測値は若干の誤差はあるものの概ね正しく計測されていました。
ちなみに、スキャンする時おもちゃが散乱していたり家具もありましたが、一切動かしていません。
片づける手間もなく、スキャンだけでこの完成度はすごいですよね。
大型家具を購入する時に、このアプリに部屋の間取りを記録しておけばサイズ感で失敗することもなくなりそうです。
定規のアプリまとめ
無料の定規のアプリ、おすすめを5つご紹介しました。
iphoneの場合は、標準の「計測」アプリも使いやすくておすすめです。
最後に記事の内容をまとめたいと思います。
- 定規アプリには、定規表示系とAR系の2タイプある
- AR系のおすすめは「magicplan」「measuAR」
- 定規表示系のおすすめは「100㎝定規」「ToolBox」
- 個性派として「ARお魚メジャー」は釣り人におすすめ
- 他のAR系の定規アプリは無料期間が短かったり、課金しないと使えないことが多いので注意
1つインストールしておくと、いざというときに便利です。
お気に入りの定規をみつけてくださいね。