X/Twitterの通報は、種類によって相手にバレます。
「通報したいけど相手にバレるのが心配。」
「バレたら仕返しも怖いし、報告された側はどうなっちゃうの?」
SNSで何かアクションを起こす時って、心配や不安が大きいですよね。
そこで本記事では、X/Twitterへの通報は相手にバレるのか、また報告された側はどうなるのかを調べてみました。
通報のやり方や、不快なポストを見たくない時のブロックやミュートの使い方もご紹介します。
X/Twitter上での不快なポストやDMにお悩みなら、ぜひ参考にしてみてください。
X/Twitterで通報したらバレる?通報の種類
X/Twitterには、報告の種類によってバレるものとバレないものがあります。
相手にバレない通報は以下の3つ。
反対に、バレる通報は以下の2つです。
ポストやアカウント、商品や広告の通報は、基本相手にバレません。
ですが、知的財産権侵害の通報や、DMの通報は相手にバレてしまいます。
ポストの通報
通報はバレません
ヘイト、攻撃的、暴力的な発言、個人情報をさらすなどのいやがらせ、チャイルドセーフティに違反するポストは通報できます。
また、金融詐欺に関するものや、AIによる捏造、偽装なども通報の対象になります。
アカウントの通報
通報はバレません
迷惑行為を繰り返す、なりすまし、乗っ取りなどのアカウントを通報できます。
不快なアカウントは、ブロックかミュートすると見なくてすみます。
商品・広告の違反通報
通報はバレません
Xショップ内での違反行為や、センシティブな内容を含む広告などを通報できます。
不快な広告を見たくない時は、非表示設定にしておきましょう。
DMの通報
最終的にバレます
通報した段階では、相手にバレることはありません。
通報すると、すぐに自分の受信箱からメッセージが削除され、送信先リストからも相手のアイコンが削除されます。
そして、相手はあなたにメッセージが送れなくなります。
メッセージを送ろうとしても送れないので、最終的には相手にバレます。
知的財産権侵害の通報
自分から身元を明かす必要があります
知的財産侵害の通報では、通報者の名前、住所、電話番号などが相手側に開示されます。
これは、通報にアメリカで施行されている法律「デジタルミレニアム著作権法」が適用されるからです。
「デジタルミレニアム著作権法」はネット上の著作権侵害を防ぐための法律。
X/Twitterはアメリカに拠点を置くプロバイダなので、日本でもこの法律を守る義務があります。
知的財産侵害の通報は、相手の法律違反を申し立てるものなので、自分の個人情報を明らかにしないとできません。
また、相手側に自分の情報を知られたくない時は、弁護士などの代理人が必要です。
通報したら報告された側はどうなる
通報したら、報告された側はどうなるのでしょうか?
違反の度合いが軽い場合、報告された側には何も起こらないことがほとんどです。
ですが、深刻な違反があった場合には、その度合いに応じたペナルティが課されます。
ポストの通報
通報したポストが除外されたり、非表示されたりします。
違反の度合いによってペナルティがちがいます。
- 検索結果、おすすめ、トレンド、通知、ホームタイムラインから違反ポストが除外される。
- 違反ポストへのいいねやリツイート、引用ツイート、共有、編集などが行えなくなる。
さらに、違反の度合いが深刻だと以下のような措置がとられます。
- ポストの削除を要請される(違反ポストを削除するまで新たなポストができなくなります)。
- ポストに制限中のラベルが貼りつく。
- 最悪、アカウントが凍結される。
アカウントの通報
最悪アカウントが凍結されます
アカウントが凍結されると、ポストやいいね、リツイートなどができなくなります。
ですが、凍結中でもタイムラインを見たり、フォロワーにDMを送ることはできます。
また、アカウント凍結に対して、異議申し立てをすることもできます。
DMの通報
相手はあなたにメッセージを送れなくなります
DMを通報した場合、相手はどうなるのか、実際に2つのアカウントを使ってやってみました。
まずは、アカウントAから報告します。
報告されたアカウントBの画面は、こうなります。
相手側の受信箱には、一見何の変化も起こりません。
ですが、DMを送ろうとすると画面下にメッセージが表示され、送れないことに気づきます。
アカウントAが先にメッセージを送らない限り、相手はメッセージを返せません。
DMの通報は、感情に流されない方がいいですね。
X/Twitterで通報する方法
ここでは、通報のやり方を解説します。
X/Twitterへの通報は簡単にできますが、いちど通報すると取り消しができません。
相手がペナルティを受けることもあるので、やるときは慎重に考えてくださいね。
ポストの通報
問題の種類や理由などをしっかり押さえてから報告しましょう
右上の「…」をタップします。
表示されたメニューから「ポストを報告」をタップします。
「ポストを報告」をタップすると、問題の種類などを詳しく入力する画面が表示されます。
該当する項目にチェックを入れて報告完了です。
通報した後、ポストは折りたたまれて見れなくなります。
もう一度見たい時は、右下の「表示する」をタップします。
アカウントの通報
スクショなどの証拠を残しておくと良いですよ
右上の「…」をタップします。
表示されたメニューから「@○○さんを報告する」をタップします。
「ポストを報告」と同じように、問題の種類などを詳しく入力する画面が表示されます。
該当する項目にチェックを入れて報告完了です。
DMの通報
報告ボタンを押した瞬間に、メッセージは消えてしまいます。
メッセージを証拠として残したい時は、報告前に保存しましょう。
通報する相手のアイコンをタップします。
表示されたメニューから「@○○さんを報告する」をタップします。
つづく画面で問題の種類などを詳しく入力する画面が表示されます。
該当する項目にチェックを入れて報告完了です。
X/Twitterへの通報は、タイムラインだけでなくヘルプセンターの「違反の報告」からもできます。
ただ、通報しても相手に思い通りのペナルティが課されるわけではありません。
見たくないポストやアカウントは、ブロックやミュートなどで消すことも考えてくださいね。
ブロックやミュートという選択肢も
自分が見たくないだけなら、ブロックやミュートで見えなくできます。
X/Twitterが対応するにしても時間がかかりますので、その間待つのはストレスですよね。
とりあえず見たくないなら、ブロックやミュートの方が早いし便利です。
ブロックとは?
ブロックすると、相手はフォローもリプライもできなくなります。
あなたのプロフィールにアクセスしようとするとブロックされるので、ブロックされたとバレます。
相手の画面には、こんな風に表示されます。
ミュートとは?
ミュートは、相手のポストを見れなくするだけなので、相手にはバレません。
相手はあなたをフォローできますし、リプライも送れます。
通報して、X/twitterが何らかの対応をしたとしても、不快なポストを全部消すのは不可能に近いですよね。
アカウントが凍結されても申し立てで復活できますし、ちがうアカウントを取得すれば同じような投稿が繰り返されます。
社会のルールに反するポストを通報することは大事ですが、自分が見たくないだけならブロックやミュートも使ってみて下さい。
X/twitterで通報したらバレる?報告された側はどうなるのか解説 まとめ
X/Twitterの通報は、種類によって相手にバレます。
バレないのはこちら。
- ポストの通報
- アカウントの通報
- 商品・広告の違反通報
- (ミュート)
バレるのはこちら。
- DMの通報
- 知的財産権侵害の通報
- (ブロック)
また、報告された側はペナルティを受けることもあります。
SNSはみんなの場所なので、気持ち良く使いたいですよね。
反社会的なポストや、いやがらせなどは通報することが大事ですが、自分が見たくないだけならブロックやミュートでも対応できます。
相手との関係も考えて、それぞれ使い分けてくださいね。